2012年09月07日

夫の海外赴任から3か月が過ぎ


Shunの北京赴任も3か月が過ぎた。
少しずつ彼のいない生活に慣れてきてはいた。

一番困ったのは、固くしまってしまった瓶のフタを開けてくれる人がいなかったとき。
(Shun、こんなことでごめん、笑)
自分の握力ではどうしても空かなくて、途方にくれて、そのままゴミ箱にポイ、となった。

いつも当たり前のように頼ってきた人がいなくなった空虚感は大きい。

夜、2階で子供たちを寝かしつけたあと、1階に下りることが減った。 
ひとりの時間、空間を感じたくない。

ベッドサイドに小さなライトスタンドを買ってきた。
子供たちを寝かしつけたあと、そのまま、子供たちの寝顔をみながら、読書にふける日々が続く。

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先日、朝から4歳のリリカはイライラしていた。
いつも自分でじょうずに髪を結ぶのだが、うまくいかないと言って、イライラして泣いている。

私が、平日の朝を忙しく過ごしながら片手間になぐさめていると
「ママは冷たい」といって、「パパ〜」といって泣き出した・・・。

こういうシーンは本当に参る。 彼らがパパを求めるとき、どうしてもその穴を埋められないことがある。

出社時間が気になる私が、洗濯物を干す手をとめずにいたら、リリカは「パパー」と泣きながら、パパのクローゼットに近づき、よろよろとパパの洋服をまさぐり、においをかぎ、顔をうずめて泣いている。

心底、まいった。

ごめん、リリカ。

思わず抱き寄せて、職場に遅刻することも覚悟を決めて、ずっとずっと抱っこしていた。
そして私も一緒に泣いていた。

ごめん、リリカ。
大人の都合で、子供たちとパパを引き離している。

世間一般の常識でいえば、
「ありえない、家族は一緒にいるべき、そんな小さい子がいて、そんなよいパパならなおさら」となる。

でも私たちには、私たちなりの事情と意志があって、この道をあえて選んでいる。
Shunと私は、意志をもって、Shunの北京赴任を決めていた。

でも、これは、リリカのタイシの意志ではない。 彼らに選択の余地はなかった。
たぶん、かわいそうなことをしているのだろう。

でもね、Shun(読んでいる?)、これをこのままで、「かわいそう」で終わらせてはいけない。

パパが北京で暮らしている、
ママはしょっちゅう海外出張に出かけていく、

でも我々だからこそ、意志をもって選んだ道。
家族4人があとから振り返って、
「パパが北京でお仕事をしてみて、ママが海外に目を向ける仕事をして、そしてこの数年、こういう生き方をしてきてよかった」と
家族全員が思えるようなところまで、この状況を昇華させなくちゃいけない。

Shunはきっと大変なのに、とてもがんばって慣れない環境での仕事に日々奮闘している。
それをここから応援して、あなたからのいいエネルギーを家族の中に還元してもらうこと、
そのエネルギーを受けて、私がここでがんばり、タイシやリリカが海外にも目を向けながら、前向きに視野広く育つこと、
負の回路に陥ることなく、そういうよい回路に転化させていかなくちゃいけない。

そのための努力を、しようと思う。

いままではママ業しか考えてこなかったけれど、ときどきはパパ的役割もしなくちゃけないと思っている。

いままでは、子育てで手に負えない部分は、遠慮なく放り出して、Shunが自然にキャッチしてくれていたけれど、
自分ひとりでも子供たちに対してバランスがとれるように、とても気を回すようになった。

当然ながら、真剣勝負で子供たちと向き合う時間も増えている。
これはひとつ、よかったこと。

この状況を、必ず良い地点まで昇華させたい。

安全、安定から外れることもあってもいい。
やりたいことを追い続けたい。
夫不在の中のワーキングマザー、条件は悪いと思われがちだが
きっと、よかったと思えるところまで持っていきたい。

そして、きっと、そうできるような気がしている。
そしてそれができたとき、きっと自分らしい、自分たちらしい人生だと思えるような気がする。

がんばるよ。
がんばろうね。




パパのTシャツを着こんではしゃぐリリカ
IMG_0822.JPG





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posted by takonosuke at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族のなかで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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