2008年01月16日

お産総論M私にとって、お産とは

締めくくりの前に。 
私にとって、お産とはなんだろう。


命の営み。


このひと言に、すべてを尽くせる。

私の命がここにあり、ここからまた一つの命が生まれ出た。

私には陣痛という不思議な力が宿り、神々しいとしかいいようのない、
その不思議で絶大な力を借りて、私は一つの命を産みおとした。


生きている証。


・・・そうとも言える。
本当に、素晴らしく、ありがたく、満ち足りた経験だった。

私はこれからの人生で、
自分の命の力強さを疑いもしないだろうし
生まれでた子らの命の尊さ、強さを、絶対的に信ずることができるだろう。
そしてそれは、子らへの「絶対的な愛情」となって注がれ続けていくだろう。


この「絶対的な」というところは、
余計なものに頼りすぎずに自分のベストを尽くし、赤ちゃんとも力をあわせて成し遂げた、
という満足感の高いお産であればあるほど、より「絶対的な」ものなっていくように思う。
(もちろん、やむをえない形でのお産であっても、子への愛情は「絶対的」であるし
 それは否定されるものではないのだけれど
 お産のあり方が、その後の育児の好スタートに影響することは間違いないと考えます)


要は、自分の命、生まれてくる命の声に、
耳を傾け、心を研ぎ澄まし、その力を信じること。

そんなお産であればあるほど、達成感、幸福感が得られ、
親子の絆はより絶対的なものになっていく・・・ように思う。


だから「お産のあり方」が大事であり、
こうして熱くこだわっているわけでもあります。
まったく違う2回のお産体験を通して、心からそう思います。

私はひとり目のお産で後悔を残し、
ふたり目のお産で超ポジティブに高満足のお産を成しえたので
結果、それら2回分をひっくるめて、自分の人生の中でポジティブで貴重な経験として
心に収めることができたように思います。
ひとり目のときの経験があったからこそ、ふたり目のお産のあり方になったわけなので。

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女性として生まれて、よかった、と思います。

この命の営みの主体者であるからこそ、
命の強さと、命と命のつながり、絆を絶対的なものとして得られるのだと思います。


女性だけの特権です。
女性の皆さん、この特権を、おおいに謳歌しましょう。







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2008年01月08日

お産総論Lプライバシー

年も変わってしまったので、まもなく総論を終えるつもりですが、
これだけは語っておきたいと思います。

お産にまつわるプライバシーのこと。


お産は、とても個人的で、性的で、尊ばれるべき生命の営みであるにもかかわらず
産婦さんのプライバシーや人間性が、守られていないことが多いように思う。

ベルトコンベアーに乗せられているような、大病院での診察。
2時間待って、3分の診療で、ハイ、終わり。


いきなり内診から始まって、そのあと、医師と産婦さんが顔をあわせるような病院も。
人間と人間だろ、最初に内診ってことはないだろ・・・。まずは、顔みて挨拶くらいしようよ。


友人の体験談。大学病院でのお産で、分娩台の上でのお産本番中、ずらりと自分の足元を囲む研修医が十数人。
まるみえ状態だよ? 産婦さんだって、女性だよ? ありえん!!!! 怒!!!


似たような知人の体験談。
同様の研修医が本番中、次から次へと、「ごめんなさい」といって、内診をしてくる。
次から次へと・・・(しかも下手だとかなり痛いでしょう、陣痛中は・・・)、これもありえん!


最後は私の体験談。
産後、12歳以下の子供の、産科病棟への立ち入り禁止。(感染防止のため)
そっとタイシに妹とあわせたら、それを目にした看護士さんに、「さわっちゃだめ!」と
タイシは手を払いのけられてしまいました。  
妹だよ、タイシの・・・。そんな邪険な態度をとる権利が、誰にある・・・?


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人間の、もっとも人間らしい営みだから、もっとも大切にされてしかるべき。


ごくごく身近な家族と、信頼でき、やさしさのある限られた医療者の助けを借りて
静かに、穏やかに、守られながら、なされるべき行為だと思う。


妊娠中の検診だって、心と心を通わせ、妊婦さんの不安や喜びを受け止めながら
対話の中で行われるものであってほしい。


主体者はあくまで産婦さん。
医療者のペースに産婦さんが乗せられるのではなく、
産婦さんと生まれてくる赤ちゃんの力、自然の力に任せながら
そこに医療者や助産師さん、家族が少しずつ力を貸すことで
心温まる、人間らしくてやさしいお産ができることが望ましい。

 





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2007年12月29日

お産総論Kオススメの一冊

『分娩台よ、さようなら』
(大野明子著、メディカ出版)

お産の世界ではあまりに有名なこの本。

タイトルが「センセーショナル狙い」すぎる感じがして、なんとなく気に入らなく、
今まで手にとることはなかったのだけれど、

臨月のとき、知り合いの助産師さんに、お産についての持論を語っていると
「あの本を読んだのね?」といわれました。
「へ・・・? 読んでない・・・。」といったら、かえって、驚かれてしまった。読みなさい、と。


で、妊娠中は結局タイムリミットで間に合わず、産後に本を取り寄せて読んだ。


そしたら、、、、、全部、この中に書いてあった。
私が知りたかったこと。
私が自分の足で歩きまわって、探し当てた情報の数々。

体重管理とウォーキングが安産へのもっとも近道であること。
臨月に入ったら、骨盤の中の赤ちゃんを極力、下にさげること。
腰回しや階段を下りる振動が有効なこと。
安産かどうかは、陣痛がはじまった時点での下がり具合でほぼ予見できること。
仰向けのお産がいかに進まないか・・・などなど。


・・・なんだ、最初からこの本を読めばよかったのか。笑。                                          私がいろいろな人に聞いて回った数々のアドバイスは、すべてこの本と合致していた。

今から思うと、個人開業しているような助産師さんや鍼灸師さんは、
みーんなこの本を一度は読んでいるということもあるだろう。
話の例示まで同じだった内容もいくつかあった。。。。笑。


タイトルは「分娩台よ、さようなら」だけれど、よく見ると、その前についているキャッチが
「あたりまえに産んで、あたりまえに育てたい」だった。                                              こっちのほうが、タイトルとして、しっくりくるなあ・・・。

自分の自然な力を引き出して、人間らしく、あたたかく幸せなお産をするには
どんなことが必要か。

そんなことがズッシリと、充実した内容で書かれています。
私の育児関係のバイブルの一冊に加えることにしました。


蛇足ですが、私が妊娠中に、何人かの助産師さんから聞いて、
この本にも登場した、吉村正さんの本も読んでみたいと思っています。

これからお産を迎えるかたに、ぜひ、
オススメです。





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2007年12月21日

お産総論Jニンプ雑誌に真理はあるか?

「妊娠したら、妊婦向け雑誌を初めて手にとる」人はきっと少なくないですよね。
私も初産のとき、妊娠が判明してからというもの、
ルンルン気分で、その手の雑誌を熟読したものです。


でも今から思うと、妊婦さんへの心理的影響はとても大きいメディアであるのに、
実はお産たるものの真髄をきちんと説明しているか、というと、かなり疑問です。


たとえば。(以下は特定の雑誌を指したものではありません。念のため・・・。)


巻頭特集で「本番体験ルポ」を組むのはよいとしましょう。
本番の陣痛が起きてから出産にいたるまでをイメージできます。


でもその中で、「計画分娩でバルーン挿入から始めました。」とか
「陣痛が少し弱いので、促進剤を使うことに。」
「・・・でもおかげで安産でした!」なんて満面の笑みの体験談をのせれば
読者である初産の妊婦さんなんて、「ああ、そういうことが当たり前だし、それでいいんだ」
と思っちゃうわけです。


「会陰切開をした人の割合は95%」なんて円グラフが出て、そのあとに
「でも陣痛の痛みのほうが強く、会陰切開の痛みなんてまったく感じませんでした!」
なんて体験談をのせるのも罪。
会陰切開は避けられるはずのものである、ということを知るチャンスが、
そこでも失われていきます。


基本的に、妊婦向け雑誌は「市場で売れる」必要があり、そのためには、
あくまで「お産を楽しく快適な心地よい体験」として取り上げる必要があるのです。
読者が楽しい気持ちになれないと、「また買おう!」と思われないからです。


お産に伴うネガにも触れられているけれど(お産の危険や妊娠中の合併症など)
もちろん情報量は十分でないし、                                                              そうならないため(リスクや合併症を避けるため)の方法論についても十分には語られていません。 
「努力」「自己管理」なんて古くさいのでしょうか。
売れるためには避けておいたほうが無難なのでしょう。


初産のときには、「妊婦雑誌で言ってることは浅い」なんて、
これっぽっちも気づかずに熟読してました。
存在自体は否定しないし、
もちろん、お産は基本的には楽しく素晴らしく、明るい体験なので、そのポジティブ面だけをお気楽に取り上げても、それなりの存在意義はあるでしょう。
でも、あくまで、
「(本当は真理ではないかもしれないけれど、)現在、広く行われている出産のありかた」が載っているだけです。
         ↑
ココに注意です。妊婦さんは真理を知る権利があるし、満足なお産をするためには、
絶対に知っていたほうがよいのです。

お産には、命の問題が絡みます。 というか、ほぼすべて、命の問題です。

なにも経過に問題がない人だって同じです。
一例をあげれば、妊娠中期に、胎児の先天性の障害の有無がわかる検査をするかどうか。
この選択ひとつとっても、「命に対する考え方」が問われます。
(なぜなら、障害が判明したら中絶する人が多く、そもそも、そのために検査をするからです。)

だから、お産を迎える人には、誰しも哲学が必要だし、精神性をもって語られるべきだし、
ある種の真剣さが、どうしても必要です。

書籍を探せば、いいものもいくつかあります。

「自分らしいお産」 「満足できるお産」 
「医療に頼りすぎない、本当の意味での自然で安全なお産」
そうしたことを目指すなら、
医療者(産院)、アドバイザー(助産師さんetc)、その他情報(書籍やネットetc)などを、
自分の目で、自分の足で、本気で探したほうがいい、と今は思います。


裏を返せば、
そういう雑誌を作れば、
「自然出産系の流行(ニーズ)がある今なら売れる!」と私は思うんですけれどね。
・・・そんな企画はアカーン!、と叩かれますかね・・・^^;

 


           ※ 職場が少しばかり関連があるテーマなので、
        ひとつの雑誌を特定するような話題はあえて避けています。
        コメントくださる場合は、恐れ入りますがご配慮お願いします^^。

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posted by takonosuke at 16:37| Comment(8) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

お産総論Iなんで熱いの?

途中ではありますが、
なぜ私、お産について、こんなに熱く語ってるのでしょう・・・笑。

自分のお産(1回目の難産、それを乗り越えた2回目の安産)を
アピールしたいのでしょうか? 笑。

いえいえ、ひとことでいえば「問題意識」です。


私はごく普通の日本人で、ごく普通の体型で、ごく普通に健康ですが、
その「普通」の意識のままに初産を迎えた際には、
自分の力で安産を導くことができなかった。


自分自身の意識の問題が大きいのですが、
もっと大きな意味で、私のような事象を生み出したことを一般化して考えれば、
妊婦さんを取り巻くすべての要素、つまり、
お産にまつわる、医療や助産師さんの役割のありかたや、
メディアが何を発信するかなど、いろいろな所に、いちいち疑問を感じました。


そして、それらの要素が少しずつ変われば、
(少なくとも、妊婦さんの意識を変えられるくらいに、全体が変われば)
もっと「自然で、安全な、満ち足りたお産」が増えることになり
それは生まれてくる赤ちゃんとの関係性においても、
好影響であることは間違いないと思うのです。
また、女性にとって人生のクライマックスであるお産が、
幸せな体験として心と体に残ることは
その女性本人の生き方にプラスとなることは、言うまでもないでしょう。


だから、その問題意識を、このブログの記事にしています。


なんで、わざわざ?


・・・これは、単に、職業病です。
長く、出産・育児・教育関連の出版業に携わってきた中で、
ひとつひとつの仕事を生み出したエネルギーとなっているのは、すべて
「現状に対する問題意識」です。
職業の種類や、その人の興味によって、向かう方向は様々だと思われますが
私はたまたま、「出産・育児・教育関連」に、いちいち問題意識を感じやすいタチなのです。
(職場のかたを前に論じるのは恥ずかしいですが・・・でもそういう人だらけです、うちの会社。)


自分が感じたことを、いつか、なにかしらの形で世の中に還元できるかもしれないと思って
ここに記録しています。 ネタ帳・・・?


くどくど書いているので、やや自己弁護しましたが(苦笑)、
でもこの総論、あと、4つか5つくらいのタイトルに絞り込んで、
しめくくりります。

 





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posted by takonosuke at 09:59| Comment(2) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

お産総論H初産が大事

お産についての持論を話していると、共感してくださるのは、だいたい経産婦さんです。
ひとり目のお産で、だいたいお産というのがどういうことがわかって
思い入れも強くなってくるからでしょう。
とくに、私のように、ひとり目が難産だった場合は、なおさらです。

でも、実はお産をもっとも大切にしてほしいなあ、と思うのは初産婦さんです。

私がいい例ですが、初産というのは、
「なんとなくハッピー、なんとなく皆に大切にされて心地よい・・・」という気持ちだけで、
お産のことも実際にはよくわからないまま、そのときを迎えてしまうケースが
多々あるのではないでしょうか。

でも、ひとり目のお産のありかたが、もれなく次のお産のありかたに影響します。
ひとり目を安産に終えておくことは、とても重要だと思います。

ひとり目を安産で、かつ満足度高くできれば、次のお産も安産になる可能性が高いでしょう。
もしくは、
自分も赤ちゃんもさらに満足できるようなお産のありかたを目指す余裕もうまれます。
(たとえば、ひとり目は病院で、ふたり目は助産院や自宅出産、など)

ひとり目が難産だった場合、次のお産を迎えるにあたって
心理的にも身体的にもさまざまな影響があります。

不必要な不安や恐怖感も出るかもしれませんし、
最初のお産でできた傷(膣や会陰)は、縫合により、
次のお産のとき、その部分は余計に伸縮しづらくなってしまいます。
できれば、初産の際にも会陰切開・裂傷はないほうがよいのです。

骨盤位(さかご)を直せなかった場合も、帝王切開になることが多いですし
なんらかの理由で帝王切開にいたってしまった場合には、
次のお産を経膣分娩するにはリスクが伴います。
(VBACはあまりオススメできるものではありません。)

難産の理由がはっきりわかっていれば対策の打ちようもあるかもしれませんが、
お産は体の微妙な働きによってなされるもので、はっきりとした難産の理由がわからないことも多々あります。
微弱陣痛、回旋異常、赤ちゃんがなかなか下りてこない・・・などのトラブルがあれば
医療の力に頼ることになり、そうすると、自然の摂理にお任せすることができなくなるので
医療介入したことによる別のリスクが出てきたり、自分の産む力を信じきれなくなったり、
お産後、体や心になんらかの傷が残ったりしてしまいます。

本来、安産ならば不要な医療の介入を受けることがなくて済むように、
初産のときから、
安産に向けた自己管理をちゃんと行い、医療のお世話になる隙なんて与えないうちに、
スルスル、スポン! と産んでしまうのが一番です。

なにより、初産が大事です。
どこかのおせっかいの戯言のように聞こえるかもしれませんが
これから初産を迎えるかたには、
初産だからこそ、自分のお産をより深く知り、意識をして、備えてほしいと思います。





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posted by takonosuke at 11:07| Comment(2) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

お産総論G病院は安全か

さて、「お産総論」ですが、ゆっくりながら、もうしばらく続かせていただきます・・・。

現代のお産の99%は、病院でなされます。

病院の医療者側も、そして産婦も、ともに願っているのは、
「安全に赤ちゃんを産むこと」です。
赤ちゃんを死なせてしまうこと、出産時の影響で重大な障害を残してしまうこと、
もしくは産婦側になんらかの死の危険が及ぶことは、もっとも避けたい事態です。

この「安全に」という目標においては、両者の意向は合致しています。

でも、そこに向かうプロセスの前提がまったく違うことに気づきました。
一人目の出産をした大病院のLDR(陣痛室兼分娩室)のベッドの上で
陣痛促進剤の点滴を打たれ、分娩監視装置をくくりつけられ、
まったく身動きできなくなったとき、「しまった・・・」と気づいたのです。
もうその時点では時すでに遅し、
もうすでに、病院側のペースであって、私のペースではなくなっていました。
すでに私は受け身で、非力で、自分の産む力など到底信じることができない
心境に陥ってしまいました。

産婦さんが望むのは、「安産ゆえの安全なお産」ではないでしょうか。
安産は、安全、なのです。 
赤ちゃんへの負担も少なく、産婦さんへの負担も少なく、ラクに産めます。

ですが、多くの病院は、安産を導くことで安全を確保するのではなく、
医療技術をもって安全を確保しようとするのです。

なぜなら、自然にまかせたお産は、ときに非効率で、
人手を要し、手間を要すからでしょうか・・・。
組織的で効率重視、結果重視である大病院とは、
本来自然な営みで個人的で百人百様であるお産のプロセスは、
相容れないものがあるのかもいれません。

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病院は、その規模が大きければ大きいほど、すべてが万全です。
「すべて」というのは、スタッフ、医療技術、機器類、薬、その他の設備・・・。
それら「すべて」を駆使することで、なんとしても「安全」を確保するのです。

もっとも訴訟が多いといわれる産科の分野で、
「やれるはずの医療介入を施さない」ことは、
医療者側にとってもリスクなのかもしれません。

陣痛促進剤、分娩監視装置、会陰切開・・・。
・・・これらの医療介入は、まったく珍しいものではありません。
例えば、会陰切開。
おそらく大病院では、99%が切開されるので、もはやルーティンの医療行為です。
ですが、事前に会陰マッサージなどを教えた上で、出産時に会陰部を手技で保護し、
切開せずに、裂傷もなく済ませようと努力する病院が、いったいどれだけあるでしょうか。

加えて、
カップを赤ちゃんの頭にあてて、赤ちゃんを引っ張り出す吸引分娩、
大きなスプーンのような器具で頭を挟んで引っ張り出すかんし分娩、
最悪のケースには、帝王切開。。。

「安全」を確保するために、病院側はあらゆる医療技術をもって、
自然な営みであるはずのお産に介入します。
もちろん、それらが必要不可欠なケースもあるでしょうが、
その確率以上の医療介入がされているのが実態でしょう。

日本での帝王切開率は、15%〜20%といわれています。(アメリカは25%以上)
その中で、本当に帝王切開にせざるをえないケースは、どれだけだったのでしょう・・・。
自分のケースも含めて、とても疑問に思います。

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たいがいの大病院がめざすのは、「医療技術による安全」です。
(もちろん、探せしてみれば、熱意とポリシーをもった新しいタイプの産院もあるはずです!! 私の感覚では、おそらく、個人開業に近い小さな産院ほど、「安産による安全」を引き出してくれそうです。)
最初から、「帝王切開でもなんでもいいから、とにかく安全に赤ちゃんを取り出して」と考える産婦さんはあまりいないはず。 
「まさか自分だけは、そんなことにはならない」と思っているのが、
むしろ普通の初産婦さんかもしれません。
(ハイ、私がそうでした。 うかつにも・・・。)

でも日本の帝王切開率15%、もしくは、自分が出産する病院での帝王切開率(おそらく大病院なら20%近い)が、そのまま、自分が帝王切開となる確率ともいえるのです。

そうなってしまう可能性を事前に察知すること、
(医療介入することで、お産に自然の摂理が働かなくなり、
かえって、お産の進行がこじれてしまうこともあるのです・・・)
どこで産むにせよ、医療側の敷くレールに乗って身を任せてしまうのではなく、
みずから安産に導くための、心と体を作ること、そのための知恵をつけること、
そのことがいかに大事かが、今の自分にはよくよく、わかります。





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posted by takonosuke at 16:26| Comment(2) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月13日

お産総論Fやってよかったランキング「本番中」

さて、ベビーがおりこうにネンネしている間に、どんどん行きます。
やってよかったランキング、「本番中」編。

「本番」とは、規則的な陣痛が起こりはじめてから、という意味です。
破水で始まった場合は、話は別になります。

破水したら、感染症の可能性が出てしまうため、早めに病院にいく必要があるし、
お風呂には入れないし、もしかしたら「極力うごくな」という病院もありますよね。

しかも、破水後は、24〜48時間以内に出産にならないと、
促進剤を使う可能性が高くなるので、できれば、避けたい始まり方です。 
(私の一人目はこのコースでした。。。)

破水から始まることは2割弱と、それほど多くはないけれど
(8割は、おしるしか陣痛から始まる)
無理な動きをして子宮内膜に負荷がかかったり、
体を冷やしていたりすると起こりやすいそうです。

もちろん、破水からはじまっても、
順調に陣痛につながってくれればよいのですけれどね。。。

さて、今回は、10分間隔の陣痛からはじまりましたので、
その中でやってよかったと思うことをランキングします。
それぞれのお産の形があるなかでの、
個人的な例でしかないので、あくまでご参考まで・・・。


@体を動かす

 陣痛がまだ本格的でなく、10分、5分間隔くらいの間は、
 まだまだ無理なく動くことができます。
 ここで、寝転がってしまったらお産は進みません。
 よく体を動かすことで、赤ちゃんが下に下りてきやすくなります。

 具体的には、歩く。 普段どおりの家事をする。
 
 私はたまたま外出していたので、その帰りに1kmくらい早足で歩いたのと、
 タイシの保育園の迎え、そのまま夕飯の支度・・・と、
 夫が帰宅するまでは、動かざるをえない状況の中で動いていたので、
 それがよかったと思われます。

A体を温める

 筋肉を弛緩させることで、子宮口もやらわらかくなり、開きやすくなります。
 助産院の場合は、陣痛がはじまってから、産婦さんにアロママッサージを施したり、
 お灸を入れたりします。

 このほか、足浴、お風呂も有効だそうです。

 自分のときは、マッサージのサロンで陣痛が始まったので、
 たまたま、絶妙なタイミングでマッサージとお灸を受けることになり、ラッキーでした。
 タイシとゆっくり、お風呂にも入りました。
 
Bここまでは、家で。 急いで病院にいかない。

 一人目のときは、10分間隔を認識するとすぐに、慌てて病院にいきましたが、
 実際はそんな必要はありません。
 病院にいくと、だいたい、動くことに関して制限がかかってしまいますし、
 家のほうが気持ち的にもリラックスできるはず。

 なにかトラブルがある場合や、病院が遠い場合などをのぞいて
 ゆっくり家で構えたほうが、お産が進むように思います。

 今回の自分は、体の声に耳を傾けていると、不思議と、
 「まだ大丈夫」とか「そろそろ病院だ」とか、自然にわかったのでした。
 
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ここからは、病院に入ってからの話。

Cラクな体位をとる。

 寝転がっていても、いい陣痛はきてくれません。
 しゃがみこみ、あぐら、四つばい、立つ、バランスボールを使う・・・など
 自分の体の声をきいて、体が求めるままに、姿勢をかえていくのがよいように思います。

 赤ちゃんが重力で下がりやすいように、体を横にするよりは縦にする、
 足を閉じておくよりは、開脚姿勢でいたほうが骨盤が開きやすい、
 などが頭に入っていれば
 意図的にそういう体位をとれて、赤ちゃんが下りやすくなります。

 もちろん、体が休息を求めていると思ったときには、横になって休みます。

D食べる

 エネルギー切れでは、力が出ません。
 助産院でお産が思うように進まないとき、果物をひときれ食べたり、
 だんなさんにチョコレートを買ってきてもらったりするようです。
 ひと口食べたとたん、いい陣痛がきた、なんて話がよくあります。

 それを聞いていた私は、
 3分間隔くらいのときに、強引におにぎり&クリームパンを食べて、パワーアップ!

E(事前の)イメージトレーニングを思い出す

 私は、ソフロロジー(フランスで、ラマーズ法にかわってメジャーになっている分娩法)の
 本やCDで、事前にお産のイメージトレーニングをしていました。
 (かなり自己流でしたが・・・)

 100%、その方式を使えたわけではないけれど、
 「陣痛を痛みと思わず、赤ちゃんが下りてくるために必要なエネルギー」と思うことは
 本番でとても有効でした。

 あの痛み・・・、「痛い」と思ったら、逃げ出したくなります。 ものすごくて。
 でも、逃げ出したいと思ったら、筋肉も緊張してしまうし、体がこわばってしまう。

 だから、陣痛の波がきたら、ありがたいと思いながら
 「がんばれー、赤ちゃんがんばれー」と、赤ちゃんが下りてくる姿をイメージするのです。

 これは、陣痛の痛み逃しというだけでなく、
 実際に赤ちゃんが下りてきやすくするためにも、とてもよかったように思うのです。
 (スポーツ選手のイメトレと同じで、実際に体がイメージどおりに動いてくれる)

 イメージトレーニングには、「イメジェリー」などで検索すると、
 いろいろな方法が出てきます。
 私もそのいくつかを助産院で教えてもらったので
 そこから、自分流でいくつかのイメージをもって臨みました。

 お産をポジティブに捉えてスムーズにするために、とってもオススメですよ!

F自分の意志をはっきり伝える、わからないところは助産師さんに頼る

 1人目のときは、助産師さんに言われるがままに過ごしてましたが、
 今回はかなり、ワガママになってみました。

 「こういうふうにお産をしたい」というイメージがあったからできたことでした。

 でも、「腰をさするのは、やっぱりだんなさんじゃなくて助産師さんが上手・・・」とか
 「最後のいきみかたが、いまいちわかんない」とか、
 やっぱりプロの手を借りたいこともあるので、
 そこは、思いっきり甘えて、病院の助産師さんにはとても助けてもらいました。

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助産師さんに何度もいわれたのは、
お産は本能でするものだから、
「頭で考える」のではなく、「体の声をよく聞いて」・・・ということでした。

体の声によく耳を傾け、
そこから沸き起こる自然の波をとらえて、
赤ちゃんを産み出していく、一連の営み。


・・・奥深くて、心地よくて、楽しかったな。






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2007年11月12日

お産総論Eなぜ自己管理が必要か

なぜ、妊娠中の自己管理と、いくつかの努力が必要なのか?

基本的には、人間も哺乳類なので、
きちんと自分の力で分娩する能力をもっているはずです。
自分の母親も、そのまた母親も、そうやって出産してきました。 
連綿たる歴史の中で、
その女性の能力は、きちんと遺伝子的にも受け継がれてきています。

昔(戦前)は、病院ではなく、助産院で産むことのほうが圧倒的に多かったし、
明治時代以前は、産婆さんを家に呼んでの自宅出産がメインでした。

でも今は?


病院で産む人が99%。
医療技術の進歩で、出産時の母子死亡率はグンと下がったけれども、
逆に、「本来もっている自分の力で出産できる」ことが少なくなってきています。

その結果の、陣痛促進剤の使用。帝王切開への安易な切り替え。
(もちろん、それらが母子の命を救っているケースも多々あるので、一概に否定しません!)


自然なお産が減っているのはなぜか。


病気ではなく、自然な営みであるはずのお産に、医療の分野が入り込みすぎている、
ということもあるけれど、
妊婦さん自身の生活の変化もあげられます。


・昔の人は、マイカーもなく、バスも電車もなく、一日に何キロも歩く生活をしていた。
・農作業、水汲み、巻き割り等、体を使う生活が主だった。
・食生活が豊かになったことで、昔の人より、我々のほうが、
 圧倒的に添加物や砂糖、油脂類などを摂っている。
 (昔のほうが安産に適した粗食だった。)


そういう現代の生活をしている中で、本来、生得的にもっているはずのお産の能力が
失われてきているのでは???


そうすると、妊娠中はとくに意識して、
安産に適した粗食にしたり、運動不足を解消するために歩いたりすることが必要なのです。  


さらに、昔は、隣近所でお産があれば、産婆さんに加え、近所の女性たちが
手伝いに駆けつけるということが普通だった。
その中で自然と、お産に関する知恵や工夫が、
次にお産をするような若い女性にも受け継がれてきたのだろうけれど、
今はそういうこともなかなか、ない。

病院ではあくまでリスク管理中心で、
安産について徹底的にアドバイスしていく、という指導もない。

だからそもそも、お産についての情報、知恵をインプットする機会が少なすぎる。


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・・・という、いたってシンプルなことを、1人目のときはそれほど意識せず
「人間なのだから、女性なのだから、普通にしてれば、普通に産める」と思っていました。


女性が本来もっている能力を呼び覚まして、
お産に向けて、きちんとした情報を得た上で、自己管理をして、心と体を作っていくこと。


医療が発達するのはいいけれど、
それとの両輪でこのことを語っていかないと、
ますます医療頼みの「不満足出産」が増えていってしまうのでは、と思います。






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2007年11月11日

お産総論Dやってよかったランキング「妊娠中」

これまで、思いつくままにいろいろな記録をしてきましたが、
結局、今回のお産のプロセスで、やってよかったと思うことを
「妊娠中」と「本番時」にわけて、ランキングしておきます。

自分のための記録の意味もありますので、
あくまで、ご参考まで・・・。

今回は、「妊娠中」編。

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@体重管理&ウォーキング

 この2つは表裏一体。
 「体重管理」のための「ウォーキング」でもあったし、
 「ウォーキングを快適に行い続ける」ための「体重管理」でもあったのです。

 シンプルにいうと、体重は4kg増におさえました。
 目標は6kgくらいまで、と思っていたのですが、ウォーキングをやり続けた結果、
 わりと食べても、太りませんでした。 

 普通は、7kg〜9kgくらいまで、といいますから、やはり6kg〜7kgを目指していれば
 だいたいは、1kgくらいはオーバーしちゃうものですから、
 目標としてはちょうどよいのかな、と思います。 
 10kgまでいいだろう、と思っていると、本当に10kg、11kg、といってしまいそう。
 (あ、もともとがホッソリさんはいいのでしょうけれど^^)

 私はもともと、自分の体重というより、赤ちゃんをビッグサイズにしすぎないことが
 最大の課題でした。 
 前回は3800gで、難産のひとつの理由だったので。(あと頭のサイズ・・・)
 
 医師は、「母体の体重増加と胎児のサイズは、相関性ないよ」と言っており、
 一般的にはそうなんだろうと思っていましたが
 (太りすぎると、赤ちゃんが育たないこともあるし。)
 でも自分の場合は、赤ちゃんを大きくしすぎない方法として、
 これしかないと思っていたので、
 やってみたら、正解でした。 (今回は3180g。ギリギリ平均値・・・。)

 もちろん、ダイエット感覚はNGです。
 とるべき栄養はきちんと摂らねば、なので、
 鉄分・カルシウムは意識的に摂りました。
 たんぱく質は、巨大な(笑)肉を食べるというよりは、大豆や豆腐、魚から摂っていました。
 あと、白米だけでなく、けっこう玄米を食べました。

 でも、体重管理のもっとも大きな成功要因は、どう考えても「ウォーキング」です。
 
 6ヶ月のときから、万歩計をつけて、1日1万歩をほぼ欠かさず歩きました。
 早朝に1時間歩いて、6千〜7千歩。 家事や保育園の送迎で2千歩。
 あとは、エレベーターを使わずに階段にしたり、
 わざと遠回りをして送迎や通勤をしたりしていると、1万歩なんてスグです。

 歩くこと自体が気分をリフレッシュさせてくれ、とても快適だったけれど、
 なによりもの効果は、
 「自分自身で目標を掲げて、ペースを守り、毎日歩いている」ことで
 「お産に向けて、セルフコントロールをきちんとできている」という気持ちになり、
 常に気持ちを律し続けるための、ペースメーカー的役割となっていたことです。

 「まあいいかな」という油断がつづくと、甘いものを食べ過ぎたり、
 運動もさぽったり、ということにもなるでしょう?
  (私の場合、普通のダイエットだと、こういうことになっていつも挫折しますが・・・)
 
 このウォーキングの結果、体重は自分の中での理想をキープし、
 体は身軽で階段も高尾山ハイキングも難なくOK、
 赤ちゃんは小さく(・・・といっても標準)生まれ、
 お産のときに産道に余計なお肉がついていることもないし、
 筋力や柔軟性もついてるからお産も軽くなる。

 しかも、骨盤のゆがみも、歩くことで自然に矯正されていくし、
 なによりも、ウォーキングは効果的な有酸素運動だから、体の血行がよくなり、
 赤ちゃんに、とてもいい状態の栄養と酸素を届けることができる。

 いいことづくめです〜。 次に出産する機会があったら、これだけは絶対、またやります。


A体を温める

 これは8ヶ月のとき、鍼灸師さん&助産師さんの指導で、急にはじめました。
 (それまでは、氷の入った飲み物も飲んでいたし、冷たいスイカも食べていました・・・)
 
 でも、安産のためには、とにかく「体をよく熟化」させること。
 ポカポカした体、プニプニと柔軟性のある、柔らかいおもちのような体を作ることが
 安産への道、ということを教えられました。
 そのためには、よく温めて、血行をよくし、子宮にたくさん、いい血液と栄養を送ること。
 (それが赤ちゃんの発育にもいいし、子宮もよく働くことができる)

 具体的にやったのは、こんなこと。
 アロママッサージは人にお願いするのでお金がかかりますが、
 あとは、自分で、気軽にできることばかり。

 こないだ新聞にも記事が出ていましたが、とくに足浴は効果的だそうです。

 ・お灸   ・足浴   ・アロママッサージ
 ・飲食に気をつける(冷たいものをとらない、体を冷やすものを食べない)
 ・9ヶ月くらいから、24時間、仙骨(おしりのちょっと上)あたりに、カイロを貼っておく。
 ・三陰交(足のツボ)まで隠れる靴下をはく

 昔の人は、妊婦さんをみると、「とにかく温めなさい」といったようですが、
 今はなぜか、あまりそういう注意をしてくれる人も少ないですね。 病院では言わないし。
 
 でも、私が出会った助産師さんは、皆さん、口をそろえて「温めなさい」といいました。
 検診にくる妊婦さんの格好を見ただけで、その人が安産になるかどうか、わかるそうです。


B臨月に入ったら、徹底的に赤ちゃんを下に下げていく。

 これはどうしても早めにお産をしたい人に、とくに有効です。
 私は、VBACの都合上、
 「どうしても予定日付近までに自然な陣痛を呼びたい」ということがあったので
 助産師さん&鍼灸師さんに、このような指導を受けました。

 基本的には、お産が近づけば、赤ちゃんは自然に下に下りてきます。

 でも時々、陣痛が来ているのに赤ちゃんがなかなか下りてこない人もいるらしく、
 そういうお産は、とても時間がかかるそうです。 (たぶん、私の前回のお産がそう)

 だから、短時間で安産にしたい人にも、やはり向いている対策だと思います。

 「赤ちゃんを下げる」のは容易ではないです。
 骨盤や他の臓器で、いっぱいいっぱいになっている下腹部で、
 子宮口や骨盤付近を柔らかくすることで、
 少しずつ、1ミリ単位で赤ちゃんを下げていくわけです。
 急にすぅっと、3センチも4センチも、下がってくれるわけではありません。

 このためにやったのは
 ・スクワット(極力、開脚。1日数回にわけて、合計100回くらい。もちろん、ゆっくり。)
 ・しゃがみこみ (極力、開脚。 テレビを見たりするとき、この姿勢で見ていたりしました。)
 ・腰まわし (壁につかまって、腰をゆっくり大きく回す。)
 ・階段は昇るより下りる、が大事。 (下りる際のある程度の振動が効果的だそうです。)

 助産師さんには、「高尾山のぼるのもいいけど、“のぼり”より“くだり”重視!」 
 ・・・なんて指導されました。

 おかげで、臨月入ってからは、検診時
 「子宮口がとても柔らかくていい感じ。 赤ちゃんもすぐそこまで下りてきている。」
 と、いわれつづけました。
 肝心の陣痛が本当にやってくるまでは、気を揉みましたが・・・、ギリギリ、セーフ!

Cほかにやったこと

 他にもいろいろやりましたよ。
 でも、ここからは、その人の好みで、いろいろやりたいことを、
 気分転換程度にやればいいのかな、と思いました。
 ここまでの、
 @体重管理、ウォーキング A体を温める  B赤ちゃんを下げる
 ・・・ということは誰にでも通じる安産への道かな、と思いますが・・・。

 私がほかにやったこと。

 ・ヨガ 
     柔軟体操、ストレッチ、という意味で、とてもよかった!
     あと、助産師さんの話がおもしろかった!
 ・家事
     一人目は、かなりshunにやってもらったけど、今回は、ほとんど引き受けてました。
     立ったりしゃがんだり、なんて動作を避けていた一人目のときは大間違い。
     そういう動きこそ、安産にはいいんだそうです。 
     重いものを持つ、高いところに上るなどはNG。
 ・アロマ
     リラックス系の、ラベンダーやゼラニウムなどの香りで、気持ちよくなってました。
 ・お茶はハーブティ 
     安産に効く、ラズベリーリーフをネットで購入!
 ・ソフロロジー(分娩方法)のイメージトレーニング 
     これは、次回に触れますが、陣痛の本番時にとても役に立ちました。

 これらは、興味半分でかじった程度ですが、
 でも、お産に向けて心身ともに集中していくために
 とても役立ったし、なにより、楽しかった・・・!


以上、私は、自分にやれることを120%やりましたが(苦笑・・・)
この80%くらいでも、安産に通ずるかな、と思うので、
おそらく、次回(があれば)は、今回の8割くらいでやるでしょう。

どれもこれも、しかめっ面してやったらつまんないけど、
「自分に気持ちよく」やっていけば、こんなに楽しいことはありません。
すべては、かわいい赤ちゃんとの対面の日のためですからね・・・。




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posted by takonosuke at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月08日

お産総論Cお世話になった方々

私が今回、お世話になった方々です。
この方々なくては、今回の満足出産の形はありえませんでした。

本当にありがとうございました。
(個人名ですが、オープンに開業されている皆さんなので、OKと思います・・・)

マザリーズ助産院 棚木さん
 
 棚木さんとの出会いは、4年前の「ちょうふ おっぱいの会」。
 母乳についての知識やノウハウを、すべて私は棚木さんから伝授いただき、
 暗中模索の一人目の子育てを、スムーズにスタートすることができました。

 棚木さんは、「アクアバースハウス」 「お産の家 Be Born」での勤務経験がおありで
 現在は、調布で独立開業されています。
 
 私が棚木さんのところに伺って、お話をきいたり、不安や悩みを相談したり
 アロマや会陰マッサージを教わったりしたと同時に
 いざ、陣痛が始まったら、急いで病院にいかずに、
 まずは棚木さんに我が家に来ていただいて
 心音確認や内診をしてもらいながら、陣痛が順調に波にのるのを見届け、
 いよいよとなったら病院にいく、という作戦を立ててくださいました。
 (なんと心強い・・・。半分、自宅出産?)

 結局は、陣痛があまりにスムーズに波に乗り、私も落ち着いて対応できたので
 当日お世話になることはありませんでしたが
 報告の電話のときには、とても喜んでくださいました。  ありがとうございました。
 また、「ちょうふ おっぱいの会」に顔を出します!!


めぐむ鍼灸治療院 中森さん
  

 鍼灸の腕前以上に、実は私は中森さんのお人柄に救われ・・・。
 病院の毎回の検診のあとに、中森さんの鍼灸の予約を入れていたので
 (病院での検診結果を受けて、鍼灸の方針を立てるということで、毎回、そのタイミング)
 
 病院で怖いリスクの話や、「陣痛が来ないねぇ・・・」とだけいう医師の対応に不安だけが
 あおられ、ブルーになっている私を
 いつも中森さんが笑顔でポジティブに救ってくださったのでした。

 「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と何度、言ってもらったことでしょう。

 アクアや他の助産院に出入りされているだけあって、お産の知識は助産師さん並み。
 そこに東洋医学の知見が加わり、

 ・いかに体を温めることが大切か。 どうやったら効果的に温まるか。
  (足浴、お灸、有酸素運動、食べ物、カイロ・・・)

 ・臨月に入ったら、徹底的に赤ちゃんを骨盤に下げていくための方法。
  (スクワット、腰回し、しゃがみこみ運動etc・・・)

 ・・・といったことを、毎回、丁寧に指導してくださいました。
 (鍼灸の施術の合間に、スクワットとかさせられるのです・・・笑。)

 この「温める」「赤ちゃんを下に下げていく」ということは
 とても意味があったと実感しています。 

 なかなか予定があわずに、治療院までいけないときには、
 わざわざ往診で、我が家まで来て、施術してくださったこともありました。

 また出産後には、わざわざ病院まで駆けつけてくださり、
 同時に、子宮収縮に良いツボまでとっていってくださいました。

 本当にありがとうございました。

ヒーリングゆう 藤田さん、世木さん
  

 棚木さんに「あなた、少し緩んできなさい」と紹介された、
 鍼灸&アロママッサージのサロン。
 やはりアクアやその他の助産院と多く、提携されています。

 オーナーの藤田先生は、びっくりするほどオーラの溢れる方で、
 じっと見つめられると、吸い込まれそうな瞳をされていて、
 包容力ある笑顔&お話で、不思議な魅力のある方です。

 初めてお会いしたとき、初めてなのに、
 私は気持ちが開放されて、鍼灸の合間にふとお話した、VBACへの不安から
 思わず藤田先生の前で、涙がポロリ。
 びっくりしたのは、藤田先生が、私の涙を懐ふかく受け止めてくださり、
 オイオイと、共に涙してくださったことでした。
 藤田先生ご自身もVBAC経験者なのです。 このことも、とても救われました。

 マッサージはピカいちです。 
 眠るまい・・・と思っても、あまりの気持ちよさに眠ってしまいます。

 鍼灸が専門ですが、「私は鍼灸は中森先生のところでお願いしているから・・・」と思って
 ここではお願いしていなかったのですが、
 鍼灸院によって、方針ややり方もだいぶ異なることを知り、
 「モノはためし」とお願いしてみたら、
 その鍼灸(ホルモンバランスをお産に向けて整えていく)をやったら、その晩、
 本番と見間違えるような、あまりにいい前駆陣痛(偽陣痛)が来たのです。

 だから、計画入院の2日前、「もしや?」と思って、
 その鍼灸&マッサージを施術してもらったら、なんと、
 その場で、自然な本陣痛が起こっていったのでした。

 あれは効き目があったに違いない、と今でも信じています。

 やはり、お産についてとても詳しい方々ばかりで、
 お産前の不安を受け止めていただくと同時に、
 温かいアドバイスをたくさんいただきました。
 精神的にも、とても心の拠り所となったサロンです。

 実際のお産で陣痛が始まった際にも、鍼灸&マッサージが効果的なので、
 出張もしてくれるようです。(実際、各所の助産院に、そのように出入りされているようです)

 わりとあちこちで紹介されているようで人気もあり、予約が取りづらいですが
 ここは、かなりオススメします。






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posted by takonosuke at 11:04| Comment(2) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月07日

お産総論Bある本と助産院との出会い

妊娠6ヶ月から、とにかくこれだけはやらねばと、体重管理とウォーキングをセットで開始。
でも仕事で忙しい日々の中、この次に自分は何をすべきかわからないまま、産休に突入。

私のお産準備が本格スタートしたのは、産休に入った8ヶ月のときに、
会社の図書館で、何の気なしに手にとった、この本と出会いからでした。



     「わたし流のお産−自然に産むことにこだわった先輩ママの体験記」 
                                     (アクアバースハウス刊)


無知だった私にとって、目からウロコの本でした。

お産とは、こんなに自由なのか。
お産とは、これほどまでに、自分の意志でなんとかするものなのか。
お産とは、自分の意志と行動次第で、こんなに形も結果も変わるものなのか。

そして、お産とは、なんて素晴らしいものなんだろう、
女性であるということは、なんて素晴らしいんだろう。

・・・ということを実感。
2回通読したあと、さっそく行動に出た私。

まず、この本の刊行元である、アクアバースハウスという世田谷の助産院でやっている
お灸教室に参加。
同時に、このアクアバースハウスで勤務経験があり、
今は別のところで助産院を開業している
助産師さんをたまたま知っていたことから、その助産師さんを訪ねてみることにする。

こうやって、たまたまこの本でピンときた、アクアバースハウスに、
なんとなく、近づいてみることからはじめました。
VBACできる病院でないと出産できない私が、
こんなふうに助産院の門をたたくのがアリなのか
いまいち、その世界の常識がよくわかりませんでしたが、
とにかく、勇気を出して、いろいろ動いてみることにしたのでした。

この本のほか、有名な黄(ファン)助産院などの本も読みましたよ。

それぞれ、産前産後の各種教室などもあるので、ご興味があれば、ご参考まで。
どうやら、対象をその助産院で出産する妊婦さんに限定していないところも
多いようです。

病院で産むけど、安産に導くための指導は助産院で受ける、
・・・なんてスタイルもあり、ですよね。


 ●アクアバースハウス (世田谷)
  http://www.aqua-birthhouse.com/

 ●黄(ファン)助産院 (杉並)
  http://www.web-reborn.com/saninjoho/sanin/tokyojosanin/fun.html

 ●お産の家 Be Born (世田谷)
  http://beborn.ld.infoseek.co.jp/index.html 

 ●目白バースハウス (目白)
  http://www.birthhouse.com/

 ●松が丘助産院 (中野)
  http://www2.odn.ne.jp/~cdk23230/index.html


私の場合は、結果的には、この助産院(アクアバースハウス)を取り巻く人たち
(助産師さん、鍼灸師さんetc)のサポートを受けて、自分らしいお産をイメージ・実践し、
病院はただ、VBACでの出産となる私が、
安全に出産するための場所として利用させてもらう、というようなスタイルになりました。

詳細を次回に・・・。






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posted by takonosuke at 11:33| Comment(0) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月02日

お産総論A前回からの経緯

自分のお産を総論するためには、触れざるをえないので、やっと書きますが・・・
(2度目のお産を経て、やっとこのことに触れられる境地に達しましたが・・・)

前回のお産は、難産の末の帝王切開でした。

ハイリスク出産、難病の小児医療などで有名な、都内の某病院でのことでした。
「ここに任せれば万全」との思いで、
特別な準備をすることもなく、安穏とした妊婦生活を送っていました。

なんの知識も根拠もなく、「大病院なので安心」と思い込んでいたのが、そもそもの間違い。
お産とは、なんたるものなのかを、まったくわかっていませんでした。

雲行きが怪しくなったのは、6ヶ月くらいからで
「赤ちゃんが、だいぶ大きい。とくに頭が大きい。できるだけ早く出したほうがいい。」
と言われました。 (自分自身の体重増加は、いわゆる「普通」の範囲内でした)

私は自分自身も大きく生まれているし(母は安産)、
夫も体が大きいし(ついでに頭も大きい・・・^^;)
「まあ、大丈夫だろう、産める、産める」・・・くらいに構えていました。

でもさすがに、37週に入っても、子宮口はかたく、お産の兆候はなく、医師からは
「うーん、とにかく早く出したいねぇ」と言われ続けると、焦りがつのる一方。

医師や病院の助産師さんに、「一体、私は今、どうしたら?」と助けを求めると
「歩きすぎはよくない」
「がんばりすぎる人ほど、難産になりやすいんだよね〜」との、アドバイス。
 (これ、アドバイスか???)

一体、どうしたらいいか八方ふさがりになってしまった私は、気持ちだけが焦る・・・・。
そして、、子宮口もまだ柔らかくはないのに、予定日近辺に、破水。

今の自分ならわかるが、体を冷やしていると、破水しやすい。
そして、赤ちゃんが十分に下りてきていない、プカプカと上に浮いている状態では、
お産は進まない。

というわけで、2日間に渡る微弱陣痛。
破水後、24〜48時間経過してしまうと、赤ちゃんが感染症にかかるリスクがあがるために、
陣痛促進剤を使用することになります。それで促進剤をいれましたが
今度は、赤ちゃんの回旋異常があり、結局、子宮口が7,8センチまでしか開かず。

胎児の心音はまだ大丈夫でしたが、お産が長時間に渡り、かつ破水もしていたために、
まったく予期していなかった帝王切開へと流れたのでした。

元気なベビーが生まれてきて救われたものの (もちろん、そのこと自体は大成功)
でも、自然なお産にならなかったことに対して、
なんとも言えない疑問と後悔が心に残りました。

前回が帝王切開だと、次のお産も、一般的には帝王切開となります。
その大病院でも、帝王切開しか受けられない、とのことでした。

そして数ヶ月後、私は地元である助産師さんに出会い、
「VBACしたら?」と勧められたのです。
「VBAC」(=Vaginal Birth After Cesarean の略、ブイバック)
前回、帝王切開の人が、経膣分娩を行うこと。

「ただし、安産に向けて、ありとあらゆる努力をしてみることね」といわれました。

そのときは、「VBACって何?」「ありとあらゆる努力って、どんな?」と
すべてが「????」だらけだったけれど、
ネットで調べまくり、VBACすることのリスク、取り扱っている病院などを調べあげました。

東京では、日赤医療センターや都立府中病院などで扱ってくれますが、
多くの病院では断られるVBAC。 
つまり、リスクもそれなりにあるから、病院側としては避けたいわけです。
日本にはVBACに関するガイドライン・法律が整備されていないため
個人病院で安易にVBACをさせるところもありますが、欧米ではそれはNG。
アメリカのガイドラインを参考にすると、
・17分以内に緊急手術に切り替えられるダブルセットアップが可能。
・NICU(新生児集中治療室)があり、小児科医、産科医、麻酔科医が24時間常駐。
・大量輸血が可能
などの条件がそろっている病院でないと、無謀なお産になってしまいます。

VBACのリスクは、「子宮破裂」です。前回の傷から、子宮が破裂してしまうわけです。
その確率は100人に1人(1%)。 
破裂してしまえば、胎児はまず助からず、母体を救うのでギリギリ。
胎児が助かったとしても、重度の障害が残る可能性が高い。

1%というリスクをどうみるか。
かなり少ない確率ではあるけれど、1%の確率でも、
今のshunとタイシとの生活、赤ちゃんの生命が脅かされるのは、どうなのか。 
shunはどう思うのか。
万が一でも赤ちゃんに障害が残るような場合、私は一体、どう責任をとればよいのか。
私が自然分娩をあきらめ、2人目も帝王切開で安全に取り出せばよいのだけれど
私は、私自身の生き方として、その選択で本当にいいのか・・・。

数々の情報を得て、迷いに迷い、
私が選んだのは、
「VBACにチャレンジする。
ただし、ありとあらゆる努力をして、1%のリスクを、限りなくゼロに近づける。」
という道でした。

帝王切開、VBACに関する情報は、おもに下記から得ました。
でも、怖いことばかりが書いてあるので、読んだのは2人目妊娠前まで。
出産する病院も、妊娠前からすでに決めておいたので、
妊娠中は、このHPを覗くことはありませんでした。
不安だけが募ってもしかたないので、あとは前向きに努力することだけを考えました。

  ●くもといっしょに (帝王切開、VBACに関する情報サイト)
    http://www5a.biglobe.ne.jp/~withkumo/index.htm

  ●あかいふうせん (帝王切開、VBACに関する情報サイト)
    http://homepage3.nifty.com/akaifusen/

長い道のりでした。
赤ちゃんと自分の命が懸かっていると思っていたので、真剣でした。

無事に出産を終えた今は、
もちろん、この選択でよかったと心から思え、安心もしていますが
VBACによる死産例も多々ありますし、
友人や知人で、他の合併症やお産の経緯から、
赤ちゃんをお空にかえし、悲しい思いをした人もいます。

出産というのは、そもそも、命の重みがかかった、重大なイベントなのです。
それがわからず、1人目の出産を安穏と迎えてしまったことで、
自分自身が引き起こしてしまった今回のリスク。

帝王切開ではなく、VBACをするのだ、と決めた時点で、
生まれてくる赤ちゃんや、家族に対して、
それなりの責任を果たさなくてはならない、と思いました。

こうして、私の2人目のお産準備は始まりました。  (次回へ続く・・・)







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posted by takonosuke at 15:21| Comment(2) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月30日

お産総論@ 本番の経過

女性にとって出産ほど、
「前」と「後」で、世界が変わっちゃう出来事ってないよなぁ、と思います。

それほどまでに、一個の命を誕生させる出産というイベントは、
女性の人生の大きなクライマックスなのですね。

自分のための記録の意味を含めて、お産のこと、少しずつ、まとめて書いておきます。
「たこのすけ流 お産総論」 はじまり、はじまり〜。

今日は、まずは本番の経過から。 
(すみません、長文ですのでご興味のあるかただけ、ぜひどうぞ。)
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@波のはじまり

10月15日(月)の夕方。
予定日を2日過ぎ、午前中の検診では計画分娩の予定を立てられてしまい、
そのための入院を2日後に控えたこの日。

「できれば自然なお産を」と望んでいた私は、
自分が一番リラックスできる場所で時間を過ごしたく、
千歳船橋の「ヒーリングゆう」にいました。
妊婦さん向けに、鍼灸&アロママッサージをしてくれる、とても温かく懐の広いサロンです。

妊娠中、幾度かアロマのマッサージをしてもらっていたのですが
臨月に入ってからは、お産に向けてホルモンバランスを整えていくための鍼灸も
あわせてお願いしていました。

ちょうどこの日は混みあっていて、20分ほど待たされたのですが
誰もいない待合室で、オーナーの藤田先生が
「スクワットでもしゃがみこみでもやっていていいわよ。なんなら、階段の上り下りもどうぞ。」
と、笑顔で言って去っていき、
「じゃあ・・・」と、20回くらいのスクワットをしましたが、階段はやめておきました。
なんだか、もう赤ちゃんが十分に骨盤に下がっている感じがしていたのです。

鍼灸とマッサージの施術は2時間ほどだったでしょうか。
気持ちよく、眠ってしまいそうな、その間に、
体の奥底から、小さな地響きが静かに伝わってくるように、
とてもゆったりと静かで、でもどこか力強さのある陣痛がおこっていきました。
穏やかな砂浜の海岸に、静かな波が打ち寄せるようで、心地よささえ感じるほどです。

最初は前駆陣痛かと思いましたが、帰りの小田急線の中で、時計に目をやると、
すでに7分間隔くらいの、規則正しさ。
「やばい、家に帰れるのか・・・?」と、ちょっと焦りながらも、
最寄り駅からは、あえてバスもタクシーも選ばず、徒歩を選んでみたのでした。
(そのほうが、お産が進むとわかっていたので。家にたどりつけるかどうかは、賭けでしたが・・・。)

しかも、この徒歩が、あとで考えるとかなりよかった。
タイシの保育園のお迎え時間がギリギリだったので、
かなり猛スピードの「早歩き」だったのです。
きっと、これで一気に陣痛が波に乗ったに違いない。


A家で過ごした心地よい時間

陣痛を気にしながらも、保育園の先生と10分ほど軽いおしゃべり。 まだ余裕あり。
家にかえって、下準備のしてあった夕飯(しょうが焼き)を整え、
「こりゃ、きっと本番だ」と思った私は、いつもよりしっかりと夕食をとり、タイシとお風呂へ。

明らかに陣痛は強まりつつあったけれど、万が一、これがおさまってしまったら
shunをがっかりさせかねない、と、なかなか、職場のshunには連絡できずじまい。

shunはいつもどおり、20時すぎに帰宅したが、
いつ車を出してもらうことになるかわからないので、「ビール飲まないでね」とだけ伝え、
まだまだ、普段どおり。

タイシを寝かしつけ、でも、ベッドに横になっていられなくなってきて、
実母を呼ぶことに。
(夜中に病院にいくためには、実母にタイシをみてもらう必要があるため)

しかし、実母に電話がつながらず。 
(こんな時間に、出かけてるのか?それとも、寝ちゃったの?)
しかたなく、shunが車を30分走らせて、母をつかまえる。

そして2人そろって帰ってきた、夜中の12時ごろ、
私の陣痛はすでに5分を切る間隔で、かなり本番。 この頃、おしるし。

でもまだ、焦らない、焦らない。
私の場合、ハイリスクということで、病院にいけば、ベッドの上で分娩監視装置をつけっぱなしにされる。ベッドに寝かされていたんじゃ、お産は進まない。

それがわかっていたので、できるだけ、家で「普段どおり」を心がけて過ごしていたのです。
事前にshunと決めていたことです。

このあたりでやった些細な、でも心に残ること

その@ 鍼灸の先生の指示どおり、ここで三陰交のツボに、お灸を2つ入れた。
     陣痛が進むらしい。

そのA 陣痛を促進するといわれる、ジャスミンと、クラリセージのアロマオイルを、
     タオルに1滴ずつ落とす。
     結局、このタオルは、分娩台まで手に握りしめて、持っていくことになる。
     (途中から汗ふきタオルと化す)

そのB 手の爪を切った。 
     ・・・だって、何時間後かに、きっと新生児を抱けるハズだから!!!

そして、夜中の1時。 いよいよ我慢できない痛み。
時計ではかると、やばい、3分間隔くらいでは? いい加減、病院に向かうことにした。


B病院に入ってから

車の中で、痛みですでに吐き気さえある中、
shunに調達してもらった、おにぎり1個と、クリームパン半分を、
なんとか口に入れる。
私は病院にいったら、横で手術のスタンバイをされる「ダブルセットアップ」という方式になるので、いつ手術に移行するかわからず、飲食禁止状態になるのです。

水1滴もだめだって・・・!?
あのお産の山を、飲まず食わずで越えられるかい!!
うまく行くはずのものも、うまく行かないわい!!    
・・・ということで、病院に着く一歩手前で、強引に食べ物を摂ったのです。
あとで考えれば、これもかなり功を奏したと思われる。

深夜1時半。病院に到着。
「玄関前に車をつけようか?」とshunは言うが、
あえて、玄関に遠い駐車場に車を停め、歩くことにする。 
陣痛を進めるには、ココまで来ても、やはり、「動く、歩く」が鉄則なのだ。

だが、すでに2〜3分間隔だから、歩くに歩けない。
20mごとくらいに、しゃがみこんで痛みをこらえながら前に進む。
途中で、近くで客待ち中のタクシーの運転手さんが、「車椅子もってこようか?」と
声をかけてくれたけど、丁重にお礼をいって断った。  歩くのだーーー!

やっとたどりつき、助産師さんが内診すると、なんと「子宮口、3センチ」。

ええええええええええ?
こんなに痛いのに? 3分間隔なのに? まだたったの、3センチ????

もう7センチくらい開いているつもりでいた私は、
この先の長さを想像してショックを受けたが
「かなり子宮口が柔らかいから、きっとすぐですよ」との助産師さんの言葉。
shunは「よかった、すぐだって」と言っているが、
私は、「いやいや、そんな甘くはないだろ」と半信半疑。

陣痛室では、すでにベッドに横になんてなれず、
お尻も痛くてつけられないから、ずっと四つ這い姿勢。
分娩監視装置は、強引に私の動きにあわせて、動かし続けてもらいました。
水も飲んじゃだめだけど、内緒でshunにペットボトルを隠しもってもらい、
水分補給しました。(当然だろ!)

陣痛の波がくると、四つ這いから、積み上げたクッション(家から持参)に
もたれ掛かる、という繰り返し。

1時間ほど経過し、2回目の内診で、
「子宮口、8センチ!!」といわれたときには、涙が出るほどうれしかった。 
・・・早い! 
(前回は、8センチまでに丸二日。しかも、8センチからがまったく進まず。)

助産師さんがあわてて分娩室の支度をはじめ、すぐに移れ、という。
「いやいや、まだでしょ。分娩台に仰向けになるのも無理だし。」というと、
「この調子じゃ、すぐ全開よ。 全開までは、仰向けにならないで、好きな姿勢でいいから。」といわれ、分娩室に移動。 
分娩台の上で、相変わらず、四つ這い&山積みクッション持参の私。

この時の痛みが極致ですね。
極力、痛みを意識せず、赤ちゃんが下りてくることだけをイメージし、
「がんばれー、下りておいでー」と思い続けていました。

まさに、天から得体の知れないパワーが、私の体に降りてきたような不思議な感覚でした。

そしてあっという間に全開大。
それでも仰向けがイヤで、かなり、座位に近い形をとらせてもらいました。 
ワガママ妊婦。

この辺から初体験の私は、いきみ方があまりにわからず、
助産師さんのリードで5回くらいいきんだら、
スルン、ポコン、と生まれてきました。

あまりにあっという間の出来事で、
私は呆然と、目の前の赤ん坊に見とれてしまいました。
shunは横で号泣。

病院に入って2時間。 10月16日 午前3時41分。
3190gの、元気な女の子が産声をあげました。

へその緒を、首と体に、くるんくるん、と1回ずつ巻きつけたまま
それでも、すごい勢いで、おりこうに出てきてくれました。

・・・終わった。 私の長い長い努力が報われた瞬間だった。
報われるかどうかもわからない、黒い石だらけのオセロが、
最後に一気に白い面にかわるような、そんな決定的な瞬間だった。

分娩後、すぐにおっぱいをあげることもできた。
新生児覚醒(出産後、1〜2時間は、赤ちゃんの神経がすごく研ぎ澄まされた状態になる)も見れて、赤ちゃんが私の声に反応し、じっと目を見つめてくれるのも感じることができた。

2人目にして、はじめての経験。
ありがたくて、うれしくて、ほっとして、やっと涙が出ました。


ありがとう。



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posted by takonosuke at 13:25| Comment(9) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月23日

生まれました!

生まれました。
10月16日、午前3時41分。

入院予定の2日前に、自然で力強い陣痛が、ちゃんとやってきてくれました。
落ち着いてその陣痛を迎え、
自宅で想定していたとおりに、普段どおりの時間を過ごしたあと
病院に入って2時間で、スルリと生まれる、超安産でした。

3190g、女の子です。
リリカ、と名づけました。

祈ってくださったかた、応援してくださったかた、本当にありがとうございます。

これでやっと、前回のお産への想いもひっくるめて、
お産に対して、ポジティブになれました。

いろいろな努力、経験、出会い、驚き、発見のあった今回のお産、
記憶の新しいうちに、一度、まとめて書いておきたいと思います。

昨日、退院して家に連れて帰ってきたばかりなので
今日はひとまずのご報告まで。
・・・本当によかった&ホッとできました。

ありがとうございました。涙。





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posted by takonosuke at 19:28| Comment(10) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

さて。

予定日を過ぎましたが、
タイシのときと同様、のんびり屋さんなのか、よっぽどおなかの居心地がいいのか?
まだママの中に入っていたいようです。

私は前回のお産の経緯から、
カルテに大きく、「ハイリスク」の赤いスタンプが押されているので
(前回のお産の経緯は、あまりにセンシティブなので、ここでは省略)
あまりに長くは待てないことになっています。(ハイリスクの上にリスクを重ねることになる)

もともと、赤ちゃんの大きさを見ながら37週で計画分娩、という話だったのが
なんとかこの40週までおなかで温めてあげることができたと、前向きにとらえながら
今週半ばには計画入院をしてきます。

私の場合、促進剤の使用もできれば控えたほうがいいので、
臨機応変にお産の進みを見ていくことになります。

今しかいえない心境なので記しておきたいと思いますが、
女性にとってお産は、命がけなんだなあと、前回以上に思います。

自宅で自然な陣痛を迎えられないのが残念ですが
「命がけ」のお産にならないようにと願って、この妊娠期間中の努力をしてきました。
だから、私にとって本当のゴールは、とにかく、
「赤ん坊も自分もぜひ無事に・・・」という所です。

ね、結構ナーバスでしょう?笑。

一人目のときは、もっと気楽に構えていました。
それから、私の一人目の出産体験も、同じような体験をした人以外には、
なかなか話が伝わらない気がして、あまり人に話せずに来ました。

お産は人それぞれ。
そして、初産の在り方は、その後のお産にとっても、とても重要だなあと思います。

無事に赤ちゃんを迎えられますように。
やれることはやってきたので、リラックスして行ってきます。

しばらく、ブログお休みしまーす。
ぜひいいご報告ができますように!!!





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posted by takonosuke at 14:15| Comment(3) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月27日

月の満ち欠け

今晩は満月ですね。
先日、鍼灸院の先生から、「潮時表」をもらいました。

9月と10月のカレンダーに
満月、新月、半月がいつかが記されていて、かつ、
毎日の満潮・干潮の時間(あわせて1日4回)が書かれてあるものです。

その時間帯にあわせて、家でお灸をして、お産(陣痛)を呼ぶんだそうです。

私はそういうのは苦手で、
おまじないや占いのように、なにかを信じて「願」を懸けてみる、                                                       ということを心理的にあまり好まないのですが
(私が寺社仏閣に手をあわせるときは、「△△△できますように」と願うのではなく
 「△△△できるようにがんばるので、見守っていてください」と祈るだけです。 
 運命より自分の力で変えていくことのほうを信じているタイプですね。)

ですが、その鍼灸師さん曰く、本当に、お産は、満月や満潮に連動するんだそうですね。

助産院で、潮時表を置いていないところはない、と教えられ、
私がお世話になっている助産師さんにも聞いてみたら、「そのとおり」とのこと。

お産を終えて、ふと時計に目をやると、「あ、ちょうど今、満潮時間だったね」ということが
本当によくあるそうです。

逆に、お産がうまく進まないとき、「満潮を過ぎちゃったことだし、ちょっと休憩いれようかあ」                                   なんていう判断もするそうです。
満月の夜には産院も混みあうなんていいますしね。

shunに話したら、理論的に、月の引力について説明されたけど(あっているのかは不明)、
理論で考えるより、なんとなく、
「自分の体のリズムが、お月さまと連動してる」と思うと、神秘的で、わくわくして、楽しい。

とてもいいお産をした友人が、自分のお産体験を
「宇宙からエネルギーが下りてきたみたいで、宇宙と一体感を味わった!」                                            なんていっていたけど
(私には残念ながら、ちょっとわかったようで、ちょっとわからなかった・・・^^;)
お月さまとの連動も、そんなあたりの感覚と相通じるものがあるのかもしれない。



・・・どうか、いいお産になりますように。
(少なくとも今晩のお月さまには呼ばれなさそうですが^^)




 


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posted by takonosuke at 19:36| Comment(6) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月25日

高尾山ハイキング

涼しくなったこの週末、家族で「えいっ」と高尾山に登りに行きました。

助産師さんからは、「登りは無理せず、下り重視で。」                                                          (そのほうが、赤ちゃんがよく下りてくる)
自分としても、「つらいところで、引き返そう」なんて思って歩き始めましたが

日ごろ、さんざん、ウォーキング三昧で脚力もついたためか、
それとも、一番簡単なコースを選んだためか、

「え? もう頂上?」というくらい、あっという間に登ってしまいました。

春に家族で来たときには、「もう歩けない〜」とベソをかいていたタイシも、今回は余裕!
「隊長!!」とおだてられるがままに、先頭をきって、張り切って歩いてくれたのでした^^。

頂上についたものの、少々、物足りない体育会系の我が家(?)は、
お昼&おやつで、空腹が満たされると、さらにパワーアップ。
帰り道は、リフトもケーブルカーもまったく使わない、「沢沿いコース」を選択。

沢のせせらぎを聞きながら下っていく道はとてもさわやかで、夏&初秋向きのコースです。
タイシの足のこなしも、だいぶ上手になりました。 (1回だけ盛大に転んだけど!!)

思ったほどハードでなかったので、
帰りは、温泉に立ち寄り、夕飯を外食する気力&体力もちゃんと残っていました。
いつも以上に、3人ともモリモリご飯を食べて、3人一緒に20時半就寝。

うーん、いい一日だった!!!








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posted by takonosuke at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

おもちのような

私がお世話になっている助産師さんによると
                ↑ http://www.motherese.jp/home.html
お産には、「おもちのような体」になっていることが望ましいそうです。

当然「太ってる」という意味ではなく(笑)
ぷにぷにと柔らかく、びよーんと柔軟性があって、温かく、リラックスしたような状態。

縦にも横にもよく伸びて、プニッと押すと、あんこがブニョン、と出てくるような、そんなお餅。
想像しただけで、甘くて柔らかそうで、気持ちよさそうで、おいしそう。

筋肉も精神も、ガッチンゴッチンに硬くなっていて、
冷えきっているようなお餅はダメ。
いくら押したって、伸びも縮みもしなければ、あんこも出てこない。

だから、ほどよく筋肉も活力もあって、
その上で、よーく体を温めて、気持ちもリラックスして、
そんなふうに、自分の体を準備しておく、ということをアドバイスしてもらいました。

私は、歩くこと、体を動かすことなんかは、もうたくさんやってきたので
だんだん、少しずつ、リラックスモードに入っていきます。

「体重もOKだし、たまに甘いものでも食べて緩んでね。」と言われて
ちょっぴりうれしい。 ぜひ、緩もう。

でも、そう言われて、ドーナツを2つ食べてみたら、おなかに少し湿疹が出てしまいました。

どうやら、この半年くらいの間に、体質改善されていて、                                                       油や多量のお砂糖があまり合わないみたい。

激甘のものは体が欲していないので、少し楽しむ程度に、甘いものを口にいれながら、
ゆったり、「お餅な私」になっていきます^^。







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posted by takonosuke at 22:25| Comment(0) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

殻に閉じこもりたい

37週に突入。
正期産、いつでもお産になっていい時期に入りました。

ハッキリいって、家にいることに慣れてないんでしょうね^^;
始終、外を出歩いていて、ちっとも落ち着いて家にいないので、
shunがあきれかえっています。

でも、友人・知人に会うことはだいぶ少なくなりました。
一人でいろいろ、活動しています。
なんとなく、お産が近づくと、「集中モード」なのです。

産休はいった当初は、友達に会ったり、家に招待したり。
それはそれは楽しい時間で、幸せだったのだけれど
だんだん、お産に向けて、殻に閉じこもっていくような感じです。
自分と向き合い、家族と静かに過ごす。
そんなことを自分が求めていることに気づきます。

今日は土曜ですが、shunにお願いをして、ピアノのコンサートを聴きに
ひとりで上野まで出かけます。
2台のピアノでデュエットのように連弾していく女性二人のグループで、
私の好きな曲目が、たまたま、ずらり。
さらに、これまた私の好きな二胡も演奏されるので、とても楽しみです。

shunは、タイシを大学野球に連れ出してくれました。
暑いのに、ありがとう!

いってきまーす!






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posted by takonosuke at 09:52| Comment(2) | TrackBack(0) | お産総論〜2人目を迎える〜 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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